医院からのおたより

よく噛むことの8つの効果

井澤歯科クリニックスタッフです。

あっという間に12月となり、年末に向けて何かと忙しい時期になってきましたね。

 

年末にかけてクリスマスやお正月といった行事で美味しいご飯を食べることが増えてきますが、

皆さん食事する時しっかり噛んでいますか?

実は、たくさん噛むことでダイエット効果があると言われているんです!

日本肥満学会でも、咀嚼法=「よく噛んで食べること」肥満治療の重要な要素とされています。

また、ダイエット効果だけでなく、 日本歯科医師会の提唱で設立された「8020財団」のWebサイトでは、噛むことで

胃腸の動きを促進

唾液中の消化酵素が活発に分泌されるため、消化が促進されます。

ムシバ、口臭、歯周病予防

唾液分泌が促進され、唾液中の抗菌作用により口腔清掃効果が高まります。

肥満予防

たくさん噛むことで満腹感を得られます。

脳の働きが活発になる

噛むことで脳への血流が増加し働きを活発にします。

全身の体力向上

よく噛むことで全身の活力がみなぎります。

味覚が発達する

じっくりと味わえるので、味覚が発達します。

発達がよくなる 

口周りの筋肉が発達するので、言葉の発音もはっきりします。

がん予防

唾液に含まれる酵素には、食品中の発がん物質の発がん性を抑制する効果があると言われています。

 

上記のような、良いことがたくさん噛むことで得られるんです!

1口30回噛むと良いと言われていますが、噛まない習慣を変えるのはなかなか難しいと思います。

自然と噛みたくなるようにするには、

1.食事時間を伸ばして、時間にゆとりをもって食事をする。

2.歯応えのある食材を選ぶ

3.小さめのスプーンの使用して1口を小さくし、噛む回数を増やす。

4.箸置きを利用し、お口に食物運んだら箸を置く。

などの方法があるので、ぜひ試してみてください😃

 

歯と健康寿命の関係

皆さんこんにちは!

最近は日中と朝晩の寒暖差が激しいですが、体調など崩されていませんか。

今月は『歯と健康寿命の関係について』少しお話します。

口腔内の状況が健康寿命と関係があるという話は聞いた事ありませんか?

昨今ではテレビの番組などでも取り上げられることが度々ありますよね。

では、実際にはどのような関係があるのか。

 

●歯と健康寿命の深い関係

歯と健康には密接な関係があることはご存知でしょうか?

厚生労働省の調査によると、寿命をまっとうするまでに「健康上の問題によって何らかの制限を抱えて生活を送る必要があった期間」は、男性が約9年、女性は約13年であることがわかっています。 また、65歳以上の高齢者を対象とし、2010年に行った調査によると、歯が20本以上残っている「なんでも問題なく噛める人」に比べて、歯が残っている本数がほとんどなく物が噛めないなど、「咀嚼能力が低い人」の認知症発症のリスクは1.9倍、要介護認定のリスクは1.5倍になったそうです。 このように噛めなくなることが健康に被害を及ぼすリスクはとても高いということがわかります。

●歯を失う原因 歯を失ってしまう主な原因としては

歯周病

歯を失う1番の原因は「歯周病」です。歯周病は歯を支える歯周組織が炎症を起こし、破壊されていく病気です。恐ろしいことに自覚症状が少ないので自分では気付かぬ間に進行してしまっているパターンが多いんです。

ムシ歯(う蝕)

歯を失う外因の2つ目は「ムシ歯」です。 特に、大きくなってしまったムシ歯は神経を取って治療をしないといけなくなります。 神経を無くした歯は枯木と同じように脆くなってしまうので割れたりするリスクも高くなります。そして歯の根っこが割れると歯を抜かなければなりません。

●歯の寿命を伸ばすためには

歯垢を溜めないケア

歯周病やムシ歯が予防できる丁寧な歯ブラシを行いましょう。そして歯ブラシだけではなかなか落とし切れない歯間も補助器具のフロスや歯間ブラシを使用してケアしていくことが大切です。また自身では落としきれない汚れは、歯科医院の定期検診でクリーニングを行うのもとても効果的です。

歯ぎしり、食いしばりの注意

就寝中や無意識のうちに歯に負担をかけていませんか?実は無意識下での歯ぎしりや食いしばりは、かなりの負担が歯にかかっているので、もしかするとマウスピースで対策してあげた方が良いかもしれません。 高齢になっても健康に過ごすためには、歯を健康に保つことがとても大切になってきます。歯の健康寿命を延ばすために、自身でできるケアから始めていきましょう。目指すは80歳で20本自分の歯で不自由なく噛めること!お手伝いできることがあれば是非お手伝いさせてくださいね。

マウスピースの役割

井澤歯科クリニックスタッフです。

先週から暑さも少し和らぎ、やっと秋らしい天候になってきましたね。

9月は当院が夏休みをいただく関係で、お休み明けはご予約が込み合っておりましたが、少しずつ落ち着いて参りました。暑さの落ち着いてきたこのタイミングでクリーニングはいかがでしょうか。

クリーニング等ご希望の患者様は衛生士担当を導入している為、ご予約はお電話にてお願いいたします。

 

さて、「秋」といえば、食やスポーツですね!私も大好きな季節です。

当院スタッフは食いしん坊が多いので、休憩時間は食べ物の話ばかりしています(笑)

食べることに欠かさないですが、スポーツをするときにも実ははとても大切なんです。

スポーツをする際、力を入れる瞬間に食いしばることが多いと言われています。

強いインパクトが加わると、歯が欠けてしまったり、最悪の場合には歯が割れて抜かなければいけなくなったりする事もあります。

マウスピースをしているプロスポーツ選手をテレビなどで見かけた事はありませんか?

マウスピースをしている理由は、歯を保護する役割を持つからなんです。

スポーツに限らず、集中している時や寝ているときにも無意識下で食いしばりや歯ぎしりをしている方がとても多いんです。近年では、PC作業を長時間される方に食いしばりをされる方が増えているように感じます。

歯ぎしりに関しては体重の3倍くらいの力が歯に加わっているそうです!!

歯が欠けてしまうのも納得ですよね。

当院でも多くの患者がマウスピースを着用されています。

1本でも多くの歯を守る為に、

・激しいスポーツをする方

・筋トレなどインパクトのかかるトレーニングをされる方

・朝起きたら顎が疲れている方

・歯の形がすり減っている方

 

上記に当てはまる方は、もしかすると食いしばりや歯ぎしりをしているかもしれません。

大切な歯を傷つけてしまう前に、 マウスピースを検討してみてはいかがでしょうか。

気になる方は医師や担当衛生士ご相談ください。

歯ブラシについて

井澤歯科クリニックスタッフです!

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は8月全ての日が真夏日だったそうです!!夏バテもするはずですよね。

まだまだ残暑厳しい日が続いておりますので水分補給等しっかり対策をして生活しましょう!

今回は歯ブラシについてのお話をします

 

歯ブラシの歴史

今や日常に欠かさない歯ブラシですが、歯ブラシは一体いつから使われていると思いますか?

なんと、紀元前五千年前から使われていたそうです。当時は今みたいな形態ではなく、小枝を形成し、今でいう爪楊枝みたいな形にした「歯木」というものを使用していたそうです。今では考えられないですよね。

 

歯ブラシの重要性

突然ですが、皆さんの身の回りの中で無くなったら困るモノってありますか??

アメリカのとある大学のアンケートによると、「一番無くなったら困るモノ」ランキングで歯ブラシが堂々の1位だったそうです。因みに、2位は車でした。

歯に対しての関心が高くデンタルケアの重要性を理解していることが伺えます。

将来、日本でも無くなったら困るものランキングで【1位は歯ブラシ!】なんて日が来るように、一人でも多くの患者さんに歯ブラシの重要性や必要性の理解を深めて頂けるよう指導させていただきます。

 

 

少し話は変わますが、皆さんはムシ歯治療をしたことはありますか?

歯科医院と言えば、ムシ歯を治してくれるところ!と思っている方も多いのではないでしょうか。

ムシ歯の原因はプラーク(歯垢)などさまざまですが、その原因が改善されなければ、もちろん新しいムシ歯ができてしまいます。

ムシ歯予防の為にプラークコントロールをすることはマストですが、それは同時に歯周病予防にも繋がります。

予防をすることで新しい虫歯を防ぐ事、または早期に発見することが出来ます。よって歯周病の予防は大事なのです。

歯周病に関して私達は改善するお手伝いはできますが、患者さんの協力なしに治すことはできません。このようなお口の環境を改善し、防ぐために歯ブラシはとても大切になります。 歯ブラシの効果的な使用方法 ムシ歯や歯周病はそれぞれに後発部位があり、その箇所にプラーク(歯垢)を溜めないようしっかり磨いてあげることが大切になります。

なかなか忙しく歯ブラシに時間をかけるのが難しい方もいらっしゃると思います。そんな方は最低でも寝る前にには必ず時間をかけて丁寧に磨いてあげるようにしてください。

なぜなら、寝ている間は唾液量減少により細菌の活動が活発になる為です。

歯ブラシの選び方 電動や手用のもの硬い系や柔らかい毛等、ドラッグストアに行くと様々な歯ブラシが売られていてどれを買うか迷ったことはありませんか?

実は歯ブラシはお口の状態に合ったものを選ばないと、磨き残しや歯茎を傷つけてしまったりしてしまう原因になります。どんな歯ブラシが今のお口の中に適しているのか、是非歯科医師や歯科衛生士に聞いてみてください。

台風の影響による休診について

 

 

814日(月)、815日(火)、816日(水)は、台風による交通機関の乱れが予測されます。

交通機関に影響が発生し、患者様にご連絡することが困難であった場合、事前のご連絡なしで休診とさせていただく可能性がございます。

ご迷惑おかけ致しますが、ご理解ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

また、お足元の悪い中ご来院いただいた患者様には大変ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

 

休診となった場合には、後日改めてご連絡差し上げますので、宜しくお願い致します。

 

井澤歯科クリニック

院長 井澤 直巳

歯周病を予防する3つのポイント!

皆さんこんにちは。

4年ぶりに制限のない夏がやってきましたね!今年は旅行に行かれる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

当院は例年通り、お盆も診療しておりますので、普段忙しくてクリーニングが先延ばしになっている方は是非この機会にご予約ください。

さて、この季節は室内外の温度変化が激しく非常に身体が疲れやすく,抵抗力が下がる時期です。

抵抗力が落ちると風邪を引くように、歯周病も抵抗力が落ちていると症状が出やすくなるんですよ!

そもそも歯周病って何?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当院では衛生士担当制を導入しておりますので、患者様にもしっかり歯周病のメカニズムやホームケアをご指導いたします!

まずは、【口臭が気になる!】【歯磨きをすると血がでる!】など歯周病かもと心配な方は下記を参考にしてみてください。

◆歯周病とは?

歯垢中の細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患です。

歯の周りの歯茎や歯周組織(歯を支える組織)にまで炎症が波及することによって歯周組織である骨が溶け出し、最終的に歯が抜け落ちる疾患です。

現在、歯を失う原因の1位が歯周病とされていて罹患率は20代でも20%を超える疾患となっています。

◆ 歯周病の予兆

①歯茎の炎症

正常な歯茎の状態はピンク色で引き締まっていますが、歯周病に罹患すると歯茎が赤く腫れた状態になります。また、ブラシをすると歯茎から血が出てくる方は注意が必要です。

②口臭

特に朝起きた時に口臭が感じられる方、口の中がねばつく方は歯周病に罹患しているかもしれません。

③痛み

食事時などで、歯と歯を噛み合わせると重たい痛みを感じる方は歯周病によって歯周組織にまで炎症が及んでいるかもしれません。

 

上記に当てはまる方はもしかすると歯周病に罹患しているかもしれません。

◆歯周病を予防していくポイント

①セルフケア

まずはご自身で行っていただく歯ブラシです。歯周病を防ぐために磨いてほしい歯周ポケットに歯ブラシをしっかり当てて歯垢をしっかり落とす。後にいくつかポイントを上げますが一番大切なポイントになります。

②定期検診

自身で行うブラシではどうしても苦手な部分がでてしまい、取り除けないような場所が存在します。そこには少しずつ歯垢が蓄積していき、歯石となります。歯石自体には害はないですが、歯石は歯垢を寄せ付けやすくなります。しかし、固くなった歯石はブラシでは取り除けないため、歯科医院で特別な機械を使用して除去する必要があります。

 ③PMTC

歯の表面には通常バイオフィルム(排水溝の粘つきのようなもの)が付着しており、バイオフィルムは歯石と同じく歯垢を寄せ付けやすくなります。当院ではこのバイオフィルムを除去して滑沢な歯面にするPMTCをおこなっているので気になる方は是非、スタッフに聞いてみてください。

口呼吸になっていませんか?

こんにちは!井澤歯科クリニックのスタッフです。

7月になり早くも、うだる様な暑さの日々が始まりましたね!

マスクで迎える3回目の夏ですが、当院にいらっしゃる際は、熱中症に気を付けて、早めの水分補給をしてくださいね!

さて、今回はマスク生活が口腔にもたらす影響についてのお話です。

 

新型コロナウイルス感染症の予防として、日常的に必要不可欠となったマスク。 

コロナによる規制も緩和されつつありますが、まだまだ習慣的にマスクを着ける方も多いと思います。 

そんなマスクですが、長時間着用することによって息苦しさから口呼吸になってしまう方が多くいらっしゃいます。 

実は、日常的に口呼吸を行うと、口の中にさまざまな悪影響をもたらしてしまうのです。 

  

そこで、今回は口呼吸が口の中にもたらすリスクをお話ししていこうと思います。 

  

1虫歯や歯周病の悪化 

口呼吸になると口の中が乾燥し、唾液量が減少してしまいます。 

水分が足りなくなるので口の中が粘つき、食べ物が飲み込みにくくなったり、発音がしづらくなったりします。  

唾液には口の中の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流すといった「自浄作用」という働きがあります。しかし、口腔内が乾燥してしまうことで自浄作用が正常に働かず、細菌が繁殖し放題になり、結果的に虫歯や歯周病を悪化させてしまう原因になってしまいます。 

  

2口臭の発生 

1と同様に口腔内が乾燥し唾液量が減少することで、口臭菌も活発化していきます。よって口臭が発生しやすくなってしまいます。 

 

3歯並びの悪化 

歯並びには口を閉じ頬や唇の外圧と、舌による内圧のバランスが取れている状態が良いとされています。 
しかし、口を開いたまま長時間過ごしていると、圧力のバランスが崩れ、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。 
特に子供の場合は顎骨の成長期でもあるので、出歯や乱ぐい歯(叢生)になったり、下顎が大きく発達して受け口になってしまう可能性があります。 

 

 

このように口呼吸と口腔内の状況は大きく関わっているのです。

【朝起きると口の中が乾いている】 

【ふとした瞬間に口が開いている】 

【口臭が気になる】

【子供の歯並びが心配】 

口を閉じると梅干しのような見た目になる

など、1つでもお心当たりのある方は口呼吸になっているかもしれません。 

『もしかしたら口呼吸しているかも!』

と思われた方は、是非担当の衛生士に相談してみてください。 

 

歯のクリーニングをしたい方へ

井澤歯科クリニックスタッフです。

長いマスク生活から少し自由になり、口元のケアをさせる方、歯のクリーニングをしたいという方が徐々に増えております。

クリーニングのご予約も混み合ってきているので、お昼時間帯や夕方ご希望の場合はお早目にご連絡をお願い致します。

クリーニングは【衛生士担当制】の為、必ずお電話にてご予約をお願い致します。

《お知らせ》

来月からこちらの医院からのおたより内で、スタッフが気になるお口のケアや、歯の気になる情報などを更新していきます!(たまに、全く歯科に関係ない事もあるかも?)

興味がある方は読んでみて下さいね!