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マイナ保険証に関するお知らせ

《マイナ保険証についてのお知らせ》

2024年12月より、健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証を基本とする仕組みがスタートいたします。

それに伴い、以下の点についてご理解とご協力をお願い申し上げます。

1.エラーが発生した場合について

保険証の利用に際し、エラーが発生する場合がございます。その際には、マイナンバーカードと併せて、以下のいずれかをご提示いただきますようお願い申し上げます。

資格情報のお知らせ(保険者から送付されたもの)

マイナポータルの画面(資格確認の内容が確認できるもの)

2.保険者情報が確認できない場合について

初診時に保険者情報が確認できない場合、一時的に10割負担でのご精算をお願いすることがございます。ただし、後日保険者情報が確認できた際には、7割分を返金させていただきます。

3.マイナンバーカードを発行されていない方へ

マイナンバーカードを発行されていない場合は、資格確認書をご持参ください。

 

マイナンバー電子証明書の有効期限は5回目の誕生日までとなっております。ご確認お願いいたします。

ご不明な点がございましたら、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。

引き続き、安心して診療を受けていただけるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

台風接近に伴い臨時休診のお知らせ

台風10号の接近に伴い、ご来院される患者様、スタッフの安全を第一に考え、9月2日(月)を臨時休診とさせていただくこととなりました。

また、9月3日(火)も台風の進行状況によっては休診の可能性がございますことをご了承ください。

患者様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

歯を抜いた後の治療について

 

 

こんにちは

先月は歯を抜いた後の治癒過程を書いていきました。         傷口が治癒すればゴールではなく、                  次のステップとして抜いた個所の穴埋めが必要になってきます。

 

穴がふさがった後、歯がない状態のままにしておくと、隣の歯が倒れてきたり、咬み合わせの歯が下がってきたりして、歯の噛み合わせのバランスが崩れてしまいます。

 

上記のような状態にならない為には、しっかりと補綴治療をする必要があります。                              代表的な治療法として3つご紹介していきます。

①インプラント                          ②ブリッジ                            ③入れ歯

 

インプラント

インプラントとは、人工歯根とも呼ばれ、歯を失った顎にネジのようなものを埋め込みます。自分の歯と全く同じではありませんが、咬む力としては90%ほどの力で噛めるようになります。

デメリットとしては、治療期間が少し伸びてしまうこと、保険適応外になるため費用がかかること等があげられます。

 

ブリッジ

歯を失った両隣の歯を大きく削って支台の歯とし、そこに連結された被せ物を橋渡し(ブリッジ)の状態で接着していく治療法です。

しかし、2本の歯で3本分歯を支えるため、過度な負担がかかってしまい、両隣の歯の寿命を短くしてしまうデメリットがあります。

 

入れ歯

残っている歯に針金をかけ、部分的な入れ歯を入れる治療法です。

咬む力としては自分の歯の20~30%ほどと低くなってしまいます。また、インプラントやブリッジに比べると異物感も大きくなってきます。

 

 

ですが、咬む力が弱い入れ歯であったとしても、歯がない状態でいるよりは確実に、良い結果となります。

 

トラブルがないうちに失った歯の埋め合わせをし、咬む機能を取り戻していきましょう。

補綴装置にはそれぞれにメリット、デメリットがありますし、合う合わないも個人差がある為、一度歯科医院で相談してみてください。

 

 

歯を抜いた後の穴はどのくらいで塞がる?

 

抜歯後の歯茎は、1ヶ月程度で治り、半年~1年ほどで穴が完全に塞がります。

 

治癒の経過としては、

 

血餅の生成(抜歯後)

抜歯窩(歯を抜いてできた穴)に血がたまり、塊となっていきます。  これが血餅(けっぺい)です。血餅はかさぶたのような役割を果たしてくれています。

抜歯窩が気になるがゆえに、舌で触りすぎてしまったり、強くうがいをしてしまうと、この血餅が流れ出てきてしまい、傷口の治りが悪くなってしまいます。

 

上皮化(抜歯3~4日後)

傷口が徐々に治りはじめ、歯茎が再生していきます(上皮化)     再生したばかりの歯茎はとても脆いため、触りすぎないように注意が必要です。

 

血餅の肉芽組織化(抜歯後1週間~)

血餅が肉芽組織となり、抜歯窩の中で安定していきます。

 

骨の再生(抜歯後3週間~)

歯茎が完全にふさがってくると、骨の再生が始まっていきます。    個人差はありますが、骨が再生し始めてから半年~1年くらいになると、骨が出来上がっていき、穴が完全にふさがっていきます。

 

 

抜歯後の過ごし方としては、

 

①できるだけ安静に。

激しい運動長めの入浴をしてしまうと、血流が良くなってしまい、  患部から出血したり、痛みが出てしまう可能性がある為、       抜歯した日は出来るだけ安静にしましょう。

 

抜歯窩を刺激しない

前述したように、抜歯窩を指や舌で触りすぎてしまったり、何度もうがいしてしまうと、抜歯窩を傷つけてしまったり、血餅が流れ出てきてしまう恐れがあります。                         気になるとは思いますがあまり触りすぎないようにしましょう。

 

③刺激物や硬い食べ物を控える

香辛料やスパイスは傷口に腫れや痛みを引き起こす原因となります。  出血の恐れもあるため、1週間くらいは避けましょう。          また、抜歯直後は傷口に食べ物が当たる為、硬いものも避けましょう。

 

 

抜歯後の過ごし方で、治癒のスピードも変わってくるため、出来るだけ患部に刺激を与えないように気を付けましょう。

また、抜歯後は、腫れや痛みが出たり、口が開けにくくなったりすることがあります。どれも一時的なものであるので、まずは様子を見てみてください。もし痛みが長引いたり強まったりしているなどのお悩みが荒れば、ぜひお近くの歯科医院でご相談ください。

花粉症とむし歯

 

 

段々と暖かくなり、インフルエンザのピークが過ぎたのも束の間、花粉症の季節となっています。

 

来院される患者様の中にも花粉症の方が多くいらっしゃいますが、

鼻づまりのせいで口呼吸になってしまい、治療がつらいと訴える方も少なくありません。

 

そんな辛い花粉症が、むし歯歯周病の原因になりうることをご存じでしょうか?

花粉症になると鼻づまりが原因で、鼻呼吸が困難になり口呼吸になりやすく、

その口呼吸は口腔内を乾燥状態にさせてしまいます。

さらに、”抗ヒスタミン薬”が含まれている花粉症のお薬を服用している場合、

副作用から唾液の分泌が減少し、これもまた口腔を乾燥状態にさせてしまいます。

 

唾液には、歯に着いた汚れ(プラーク)を洗い流したり、

むし歯や歯周病を引き起こす原因となる細菌の増殖を抑える役目があるため、

花粉症によるお口の乾燥がむし歯や歯周病の原因となるのです。

 

そんな辛い時期からお口の健康を守るポイント

1、歯磨きを出来るだけ丁寧・頻繁に行う

2、水分を出来るだけ取るようにして口腔内の乾燥をなるべく避ける。

3、十分な栄養・休息をとって免疫力を高めていく。

4、定期健診にて口の中をチェックしてもらう

 

もう少し花粉の時期は続きそうですが、頑張って乗り越えていきましょう、、、!

 

 

アマルガムについて

 

みなさんアマルガムをご存じですか?

アマルガムは50%の水銀を含む金属の事で、

歯科治療では虫歯を治療した後に詰める材料として使用されていました。

 

近年では、

水銀による金属アレルギーなどの健康被害が問題視されており、

アマルガムを使用する機会が減ってきています。

海外ではその使用を禁止している国もあり、

日本では2016年以降保険適応から外されており、

歯科治療では使われなくなっているのが現状です。

 

1990年までは歯科治療の主流として使われていたため、

昔詰めた詰め物はアマルガムの可能性が高いかもしれません。

アマルガムの特徴としては、光沢がなく黒く、錆びています。

範囲は小さく噛み合わせの面や奥歯の側面などに使用されています。

また、口腔内の金属は常に唾液に触れているため、

お口の中で劣化しやすく、腐食し続けてしまいます。

 

そして、長い間腐食したアマルガムは

アマルガムに含まれる水銀が溶けて少しずつ体内に蓄積され、

イオン化した水銀が体内に入り、

金属アレルギーを引き起こしてしまうこともあるのです。

 

長い間歯科治療で使われていたアマルガムは

身体に直ぐ影響が出るわけではありませんが、

健康意識が高まっている現在では、

金属以外の詰め物の種類が増えてきています。

 

アマルガムと銀歯(パラジウム)を見分けるのは難しいため、

気になる方は一度歯科医院を受診して口腔内を確認してもらいましょう!

 

 

 

歯ブラシの適切な交換時期とは

 

あっという間に2月となり

可愛くラッピングされたチョコレートが店頭に並ぶ季節になりましたね💕

 

さて、今月は歯ブラシについてのお話です。

皆さんの歯の健康を保つために欠かせない歯ブラシですが、

皆さんが今お使いの歯ブラシはどのくらいの期間使用していますか?

「毛先も広がっていないから」と交換せずに何か月も使い続けてはいませんか?😨😨😨

実は、歯ブラシには交換時期の目安があるんです。

 

その目安とは、約「1カ月」と言われています❗

 

〇歯ブラシを長く使い続けてしまうと…

汚れを落とす力が落ちてしまう。

歯ブラシが雑菌の温床となり不衛生になってしまう。

 

歯ブラシは毛先が命なので、

たとえ使い続けて1カ月未満でも毛先が広がっている場合は、

歯ブラシの寿命だと思ってください!

毛先が広がった歯ブラシで丁寧に磨いても汚れをきれいに落とすことはできません。

せっかく時間かけて磨いているのに少し勿体ないですよね。

また、1カ月未満で毛先が広がる方は、磨く力が強すぎているのかもしれません。

 

歯ブラシの適切な交換も重要ですが、

ご自身にあった歯ブラシを選んであげることも大切です。

みなさんも清潔な歯ブラシで大切な歯を守っていきましょう!

 

 

インフルエンザの予防法!

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします

 

皆様、年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか。

私は見事な寝正月であっという間のお休みでした。

だらだらと何かしらを食べていましたが、歯磨きするタイミングわからなくなってしまいますね、、反省。

 

 

さて、例年冬に流行するインフルエンザですが、、、

そんなインフルエンザの効果的な予防法をご存じですか?

それは、「歯磨き」をすることなんです。

実は口の中にある細菌、特に「歯周病菌」は「インフルエンザウイルスの感染力を高めることが分かっているんです。

 

そして、寒くなってくると

口呼吸の方が増えてくるのですが、

口呼吸の方は鼻呼吸の方と比べるとお口の中が乾燥状態になり、

細菌が活発になる為、歯周病やムシ歯になりやすくなってしまいます。

 

因みに、お口の乾燥が気になる方にお勧めの湿潤剤などもあるので、

口呼吸が思い当たる方や、

朝起きた時の乾燥が気になる方など、

是非、スタッフにお勧めのケア用品など聞いてみてください。

 

インフルエンザを予防する為にも日ごろからお口の中を清潔に保つことがとても重要になります!口呼吸の方も是非気を付けてみてください。

 

よく噛むことの8つの効果

井澤歯科クリニックスタッフです。

あっという間に12月となり、年末に向けて何かと忙しい時期になってきましたね。

 

年末にかけてクリスマスやお正月といった行事で美味しいご飯を食べることが増えてきますが、

皆さん食事する時しっかり噛んでいますか?

実は、たくさん噛むことでダイエット効果があると言われているんです!

日本肥満学会でも、咀嚼法=「よく噛んで食べること」肥満治療の重要な要素とされています。

また、ダイエット効果だけでなく、 日本歯科医師会の提唱で設立された「8020財団」のWebサイトでは、噛むことで

胃腸の動きを促進

唾液中の消化酵素が活発に分泌されるため、消化が促進されます。

ムシバ、口臭、歯周病予防

唾液分泌が促進され、唾液中の抗菌作用により口腔清掃効果が高まります。

肥満予防

たくさん噛むことで満腹感を得られます。

脳の働きが活発になる

噛むことで脳への血流が増加し働きを活発にします。

全身の体力向上

よく噛むことで全身の活力がみなぎります。

味覚が発達する

じっくりと味わえるので、味覚が発達します。

発達がよくなる 

口周りの筋肉が発達するので、言葉の発音もはっきりします。

がん予防

唾液に含まれる酵素には、食品中の発がん物質の発がん性を抑制する効果があると言われています。

 

上記のような、良いことがたくさん噛むことで得られるんです!

1口30回噛むと良いと言われていますが、噛まない習慣を変えるのはなかなか難しいと思います。

自然と噛みたくなるようにするには、

1.食事時間を伸ばして、時間にゆとりをもって食事をする。

2.歯応えのある食材を選ぶ

3.小さめのスプーンの使用して1口を小さくし、噛む回数を増やす。

4.箸置きを利用し、お口に食物運んだら箸を置く。

などの方法があるので、ぜひ試してみてください😃

 

歯と健康寿命の関係

皆さんこんにちは!

最近は日中と朝晩の寒暖差が激しいですが、体調など崩されていませんか。

今月は『歯と健康寿命の関係について』少しお話します。

口腔内の状況が健康寿命と関係があるという話は聞いた事ありませんか?

昨今ではテレビの番組などでも取り上げられることが度々ありますよね。

では、実際にはどのような関係があるのか。

 

●歯と健康寿命の深い関係

歯と健康には密接な関係があることはご存知でしょうか?

厚生労働省の調査によると、寿命をまっとうするまでに「健康上の問題によって何らかの制限を抱えて生活を送る必要があった期間」は、男性が約9年、女性は約13年であることがわかっています。 また、65歳以上の高齢者を対象とし、2010年に行った調査によると、歯が20本以上残っている「なんでも問題なく噛める人」に比べて、歯が残っている本数がほとんどなく物が噛めないなど、「咀嚼能力が低い人」の認知症発症のリスクは1.9倍、要介護認定のリスクは1.5倍になったそうです。 このように噛めなくなることが健康に被害を及ぼすリスクはとても高いということがわかります。

●歯を失う原因 歯を失ってしまう主な原因としては

歯周病

歯を失う1番の原因は「歯周病」です。歯周病は歯を支える歯周組織が炎症を起こし、破壊されていく病気です。恐ろしいことに自覚症状が少ないので自分では気付かぬ間に進行してしまっているパターンが多いんです。

ムシ歯(う蝕)

歯を失う外因の2つ目は「ムシ歯」です。 特に、大きくなってしまったムシ歯は神経を取って治療をしないといけなくなります。 神経を無くした歯は枯木と同じように脆くなってしまうので割れたりするリスクも高くなります。そして歯の根っこが割れると歯を抜かなければなりません。

●歯の寿命を伸ばすためには

歯垢を溜めないケア

歯周病やムシ歯が予防できる丁寧な歯ブラシを行いましょう。そして歯ブラシだけではなかなか落とし切れない歯間も補助器具のフロスや歯間ブラシを使用してケアしていくことが大切です。また自身では落としきれない汚れは、歯科医院の定期検診でクリーニングを行うのもとても効果的です。

歯ぎしり、食いしばりの注意

就寝中や無意識のうちに歯に負担をかけていませんか?実は無意識下での歯ぎしりや食いしばりは、かなりの負担が歯にかかっているので、もしかするとマウスピースで対策してあげた方が良いかもしれません。 高齢になっても健康に過ごすためには、歯を健康に保つことがとても大切になってきます。歯の健康寿命を延ばすために、自身でできるケアから始めていきましょう。目指すは80歳で20本自分の歯で不自由なく噛めること!お手伝いできることがあれば是非お手伝いさせてくださいね。