歯周病を予防する3つのポイント!

皆さんこんにちは。

4年ぶりに制限のない夏がやってきましたね!今年は旅行に行かれる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

当院は例年通り、お盆も診療しておりますので、普段忙しくてクリーニングが先延ばしになっている方は是非この機会にご予約ください。

さて、この季節は室内外の温度変化が激しく非常に身体が疲れやすく,抵抗力が下がる時期です。

抵抗力が落ちると風邪を引くように、歯周病も抵抗力が落ちていると症状が出やすくなるんですよ!

そもそも歯周病って何?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当院では衛生士担当制を導入しておりますので、患者様にもしっかり歯周病のメカニズムやホームケアをご指導いたします!

まずは、【口臭が気になる!】【歯磨きをすると血がでる!】など歯周病かもと心配な方は下記を参考にしてみてください。

◆歯周病とは?

歯垢中の細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患です。

歯の周りの歯茎や歯周組織(歯を支える組織)にまで炎症が波及することによって歯周組織である骨が溶け出し、最終的に歯が抜け落ちる疾患です。

現在、歯を失う原因の1位が歯周病とされていて罹患率は20代でも20%を超える疾患となっています。

◆ 歯周病の予兆

①歯茎の炎症

正常な歯茎の状態はピンク色で引き締まっていますが、歯周病に罹患すると歯茎が赤く腫れた状態になります。また、ブラシをすると歯茎から血が出てくる方は注意が必要です。

②口臭

特に朝起きた時に口臭が感じられる方、口の中がねばつく方は歯周病に罹患しているかもしれません。

③痛み

食事時などで、歯と歯を噛み合わせると重たい痛みを感じる方は歯周病によって歯周組織にまで炎症が及んでいるかもしれません。

 

上記に当てはまる方はもしかすると歯周病に罹患しているかもしれません。

◆歯周病を予防していくポイント

①セルフケア

まずはご自身で行っていただく歯ブラシです。歯周病を防ぐために磨いてほしい歯周ポケットに歯ブラシをしっかり当てて歯垢をしっかり落とす。後にいくつかポイントを上げますが一番大切なポイントになります。

②定期検診

自身で行うブラシではどうしても苦手な部分がでてしまい、取り除けないような場所が存在します。そこには少しずつ歯垢が蓄積していき、歯石となります。歯石自体には害はないですが、歯石は歯垢を寄せ付けやすくなります。しかし、固くなった歯石はブラシでは取り除けないため、歯科医院で特別な機械を使用して除去する必要があります。

 ③PMTC

歯の表面には通常バイオフィルム(排水溝の粘つきのようなもの)が付着しており、バイオフィルムは歯石と同じく歯垢を寄せ付けやすくなります。当院ではこのバイオフィルムを除去して滑沢な歯面にするPMTCをおこなっているので気になる方は是非、スタッフに聞いてみてください。