口腔ケアと新型コロナウイルスの関係性

新型コロナウイルスの感染予防対策として、三密を避け、マスクの着用や手洗い、咳エチケット、換気等はご存知の事と思います。

それでは、口腔ケアは新型コロナウイルスの感染予防対策に重要な役割を担っている事はご存知でしょうか。

本日は口腔ケアと新型コロナウイルスの関係性についてお話ししていきます。

新型コロナを予防するうえで口腔ケアが重要な理由は以下の二つです。

1.不潔な口腔内はウイルス性肺炎のリスクが高い

食事などでむせて誤嚥すると、口の細菌やウイルスが肺に入って、ウイルス性肺炎(誤嚥性肺炎)を引き起こすことがあります。

誤嚥してコロナウイルスが肺に直接入り込むと、呼吸機能を担っている細胞に感染し、増殖して、呼吸困難に陥るほどのウイルス性肺炎を引き起こします。

また、口腔内が不潔だと、飲食する度に多量の細菌が腸に流れ込むので、腸内細菌のバランスが崩れて免疫力が下がり、ウイルス感染や肺炎などの全身疾患を発症しやすくしてしまうのです。

2.口腔内を清潔にするとコロナウイルスの侵入リスクを下げることができる

口腔内の細菌が活動を始めると、ウイルスが細菌に入り込む手助けをするタンパク質酵素を作り出します。

歯に歯垢や食べかすなどが溜まって不潔になると粘膜のバリア機能よりも細菌の活動力が強くなるので、タンパク質酵素がたくさん作られてウイルスが細胞に感染しやすくなります。

そのため口腔ケアで口腔内の生活を保ち、細菌の活動や増殖を抑えることが新型コロナウイルスの感染予防対策に繋がります。

また、ウイルス感染を重症化させないためには、免疫力を高めておくことが大切です。

そのためには咀嚼機能を良好な状態に維持しておく必要があります。

なぜなら、食べ物をしっかり噛めていないと、食べられるものが限られてきてしまい、栄養のバランスが偏り、著しい免疫力低下を招いてしまうことがあるからです。

しっかり噛めれば唾液の分泌量が増え、免疫力の助けになります。

以上のことから、口腔内の健康は体の健康に大きく関わっています。

口腔ケアをしっかり行うことにより、新型コロナウイルスへの感染リスクを極力避けることに繋がります。

一日も早い新型コロナウイルスの終息と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。