院長 井澤直巳

Profile

略歴

  • 日本歯科大学卒業
  • 米国審美歯科学会(AACD)会員
  • BRAEMARKインプラントシステム資格認定
  • 米国SUNRISE CERAMIC SYSTEM資格認定
  • LAT-FIT2 IMPLANT SYSTEM資格認定
  • LASER WHITENING資格認定
  • ’99年 井澤歯科クリニック開業

Q1 新川(茅場町)は大手企業等の本社も多く、オフィス街・金融街としても有名ですが、その地を開業地として、選ばれた経緯・理由を教えてください。

私は研修医時代後、虎ノ門で医療法人の医長を長い間、務めさせていただいていました。

そこでの診療はビジネスマンの方が主体でしたので、自分が開業するときもオフィス街で、同じような患者層を診ていきたいと考え、開業地を探していました。

90年代当時は八丁堀から新川エリアが現在のベイエリアのように、オフィス街として開発が進んでいました。

現在の医院は当時の開発エリアと茅場町界隈のオフィスエリアの中間に位置しており、これからの東京といった雰囲気があり、無限の可能性を感じたものです。

また1本通りを入ると、まだまだ下町の風情もあり、心やすらぐ街並みも気に入りました。そしてビルのオーナーに会うと気さくな方で、この方が

大家さんなら長くこの地で診療していけると思った次第です。開業時は一方ならないお世話になりました。

Q2 開業当初に比べ、現在の患者さんのニーズ
診療傾向に変化はありました?

当時の主訴は、むし歯などの修復治療が多かったですね。現在は世間でも予防歯科が注目されています。当時から当院では、治療した歯はメンテナンスして維持する、またむし歯や歯周病にならないために予防ベースとした診療を行っていますので、現在はますますむし歯予防と歯周病ケアのための来院率が高くなっています。

Q3 貴医院を受診される主な患者さん層と
その方達からどのような相談が多いかを教えて下さい

年齢は7~80代まで、比較的幅広い年代の方が受診されます。小児は少ないですね。

職種的にはサラリーマン、自営業の方がほとんど。近くに総合病院もありますので、他科のドクターやナースも多いですね。

相談内容としては、なぜかファッション雑誌の歯科ページに当院掲載が時々あるせいか審美治療、特にセラミック治療、それに加え、歯列矯正やインプラントの相談も増えてきました。

Q4 やはり自由診療についての相談内容が
多いのでしょうか?

そうですね。その他には保険診療内での治療可能な範囲について、相談にいらしてくれる方が多いですね。自由診療と保険診療の違いをきちんと説明して差し上げています。

Q5 最近のインプラント治療のマスコミバッシングについて、先生のお考えを聞かせてください。

マスコミによるバッシングの記事のコピーを一部拝見させていただきました。まぁ、一部反論するべきことはありますが、バッシングされても 仕方のないような現状もあるようです。ひと昔前のインプラントは専門性に特化した外科専門医がインプラント適応患者(比較的容易で条件の良い)に対して施術し、その経過からデータをとり、成功率を出していましたから成功率としては高いものになります。

しかしながらインプラントが一般歯科まで浸透したことにより、外科専門医でない一般歯科医の施術が増加し、インプラント適応とはいえない(条件の悪い、難易度が高い)症例に対しても、強行してオペを行うことにより、不成功症例が増えたのではと考えられます。

何よりも優先されるのは、患者さんの安全でなければならないのですが…。このことはインプラントに対する悪いイメージが、不安として患者さんに伝わっているのでしょうね。

また、格安インプラントと銘打ったクリニックにも、記事に書かれている通り、それなりのカラクリがありますので、注意が必要かと思われます。そもそも医療は価格競争する分野であるとも思えませんし。

Q6 患者さんのライフステージ(年齢リスク)に合わせた
治療・予防をどのように実践されていますか?

開業当初より、担当歯科衛生士制を導入しております。来院毎に同じ歯科衛生士が患者さんを担当し、個々の患者さんに合わせた治療法・予防法をご提案させていただいております。担当制にすることで患者さんの口腔内を継続的に診ることができ、治療経過を共有することができます。そのため、メンテナンスごとに口腔内の変化に気づきやすく治療効果が把握しやすいです。

さらにリスク管理も行いやすいというメリットがあります。

Q7 歯科も全身との兼ね合いを要求される時代になりました。基礎疾患(高血圧症・高脂血症・糖尿病等)を抱えている患者さんへの対応・他科との診・診連携はどのようにされていますか?

内科に通われている方は特に外科処置の際、内科の先生にお手紙をお渡しして、患者情報を共有しています。また日本歯科大学歯学部付属病院や聖路加国際病院、東京医科歯科大学医学部付属病院とも連携をとっており、患者さんの安全を第一に考え、リスクの高い場合は、より専門性の高い大学病院に施術をお願いしております。

Q8 先生は米国審美歯科学会(AACD)会員、LASER WHITENING資格認定医でいらっしゃいますが、審美歯科に興味を持たれたきっかけを教えてください。

そうですね。審美歯科に目覚めたのは、学生時代。チープなひとり旅にでるのが趣味の1つでした。

海外に出かけ、特に欧米の方に接していると、ほぼ全員がこれみよがしに自信満々の歯並びと白い歯を見せてスマイルし、話をされます。

それに比べ日本人は…。と思ったのがきっかけでした。

当時、日本の大学では歯列矯正はありましたがホワイトニング科という専門の科はありませんでした。 なければ探すしかないと思い、いろいろな文献を読みあさり、知識を得ました。

卒業後は都内で歯のホワイトニングをしている外国人専用のオフィスが存在することを知り、縁あってドクターを紹介されクリニックを見学させてもらう機会がありホワイトニングを実施するためのノウハウをご教授していただくことができました。そして審美の分野では日本よりも先を行く米国歯科審美学会(AACD)に籍をおかせていただくことになりました。

Q9 レーザーホワイトニングの特徴を教えてください。

レーザーホワイトニングは院内での施術でレーザーを照射するため、ホームホワイトニングと比べて短時間での効果が期待できます。

レーザーホワイトニング後にホームホワイトニングを行うことで、歯の白さを効果的に持続させることができます。

さらに白い歯を維持するための大事なアフターケアとしての役割もあります。

Q10 また施術中の痛みの有無、遺伝による黄色への効果はありますか?(レーザーホワイトニング)

痛みなくお受けいただいている方がほとんどです。個人差があるためレーザーを当てることで知覚過敏が出やすい方もいますので、ご心配でしたらお気軽にお申し出ください。

Q11 貴医院の矯正医はインビザラインの症例会等で講師をしている石川裕之先生ですが、インビザラインの矯正と従来の矯正の違いを簡単に教えてください。

インビザラインはマウスピース型の矯正装置です。透明なので目立たず取り外しが可能なため、食事やブラッシングの邪魔になりません。

また金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配もありません。ただし、すべての患者さんに適応というわけではありませんので、 適応、不適応、メリット、デメリットを考慮の上、判断していきます。

Q12 患者さんとのコミュニケーションで
心がけていることを教えてください。

歯科医院に対して恐怖心を持っている方が多いので、少しでもリラックスしていただけるようにお声かけしたり、談笑したりと治療中の表情の変化等にも気を配るようにしています。

理想的には、機械、機器の音だけがして、患者さんとの声が聞こえないクリニックより、あちこちで話し声や笑い声が聞こえるようなクリニックです。

Q13 休みの日は何をされていますか。(趣味、習慣など)

土曜日はスタディグループでのカンファレンスや新人ドクターの指導がほとんど。日曜日、祝日は講習会への参加がときどきあります。歯科の世界は細かい作業が多く、肉体的な疲労よりも精神的疲労の溜まりやすい職種なので、それ以外のときはなるべく時間を見つけて、サーフィンをするようにしています。

自然の中でサーフィンをして肉体は疲弊させ、海からのエネルギーで、精神を解放させる。そうすることでストレスを発散させ、仕事にも集中できるようにしています。いい波に当たった翌週はニコニコ週間となります(笑)。

Q14 歯科大での学びや勤務医時代の経験で
臨床に活かしていることを教えてください。

歯科大時代は、正直褒められたような学生ではなかったと思います。まぁ、落第、留年する感じまではいきませんが、試験前の短期集中型タイプですね。

昔からは手先だけは器用でしたので、実技の試験はOKなのですが、筆記が。。。 都会の誘惑に流され、バイトと遊びの方が優先されてましたね。

そんな学生であった為、卒業間近になると、さすがにこのままでは、歯科医師として、社会人としてどうかと自問自答し、心を入れかえて、勉強しました。

勤務医時代、これはもう地獄。江戸時代の丁稚奉公かと思うほどで、教えを乞う新人ドクターは、先輩ドクター出勤前のトイレ掃除から始まり、昼の仕出し、弁当の手配。配膳、カバン持ち何でもありでした。

最先端でいく著名なドクターを多数輩出し、在籍する医療法人でしたので、インストラクターのドクターつきっきりで、チェックを受け、技術を習得し、何よりも 医師としての考え方、仕事への取り組み方、様々なレクチャーを受け、学ばせてもらいました。ここでの経験が私の歯科医師としての一番の礎になっています。

Q15 臨床現場で喜びを感じるのは、どのような時ですか?

当院で治療を受け、メンテナンスに移行した患者さんがずっと良い状態をキープし、ドクターの出番はなく、担当衛生士と楽しそうにおしゃべりしているのを遠目で見ているときですかね。

HPを見ている方へのメッセージ

インターネットは多くの情報があり、大変便利なものであることは間違いありません。しかし一方、 間違った情報や誇大な情報、いかがわしい情報も多くみられるのが、現状です。ほとんどの方が、インターネットをご覧になっており、様々な情報を集める 時代になった今、当院としても、私達の思いや治療の考え方について、積極的に発信するべく、このたびは新しくサイトを製作致しました。

当院に興味を持っていただいた方に、どのような治療理念、方針で、またどんな雰囲気の中で、どのような人が治療をしているのかを知っていただきたいと思いますし、既にご来院いただき、治療されている方、メンテナンスされている方にも、情報共有の場になれば、幸いです。

クリニックでお会いできることを楽しみにしています。