セラミスト 行田

Q、井澤先生と長く仕事をご一緒されていますが、セラミスト行田氏からみた井澤先生はどんな方ですか?

A、そうですねー。少し答えにくい質問ですね(笑)

院長先生との出会いはさかのぼること22年前、私の尊敬する歯科医からのご紹介という形で、当時、井澤先生が若くて虎ノ門診療所で医長をされていた頃になります。

レベルの高い米国審美歯科学会の会員の先生という事でかなり緊張して面談したことを覚えています。先生は私よりかなり年下でしたが、初めの頃は正直「なんて生意気なドクターなんだ!」と思いました。

私が自信を持って製作した技工物に対して、ああでもないこうでもない、を物怖じすることなく、意見をはっきり言われ高レベルでの要求をされますので何度も何度も再製作で技工物を突っぱねられました。私にも自分の技術に対して自負もありましたので言い合いに発展することも…。

しかしながらこれらはお互いの妥協の出来ない性格からのもので、技工士はドクターの腕の良し悪しを、議論の内容のレベル、依頼された模型のクオリティで判断しますので、お互いを高め合う為に必要だった過程なのかもしれません。

現在でもたまに、言い争いになる事がありますが、お互いの信頼関係は構築されていますので、その回数はかなり減りましたけど、でも言い合いをした後は必ず夕食をご馳走してくれたり、患者さんの生の声を聞かせてもらう機会を作ってくれたりと、フォローはしてくれますね。

仕事には厳しいですが、優しい面もお持ちの先生です。

Q、休日はどのように過ごされていますか?

A、正直、これといった趣味もなく仕事人間として年を重ねてしまいました。

唯一の趣味といえば、最近孫が出来まして、孫と散歩に出かけたり、世話をしたりするのが、何よりも心が満たされ楽しい時間であり、息抜きになります。

Q、セラミストとしての考え方をお聞かせください

A、保険治療は国民皆保険という制度のもと、国が治療費の一部を負担してくれる為、誰もが平等な治療が受けられるという、素晴らしいシステムです。

ただし一方で、限られた材料と方法による「最低限の治療」しか認められていない為、保険治療だけでは残念ながら、最適な治療が出来ているとは言えません。

それに対して、自費治療は治療費を患者さんが全額負担する治療です。材料に制限がない為、噛み合わせや、見た目のバランスを整えながら治療が出来ます。いわば、一人一人、色や形をオーダーメイドで製作する事が出来るわけです。

自費治療なら、最も歯を大切にし、最も再治療の少ない方法で治療が行えます。費用は高くなりますが、ベストな治療を選択出来るという事ですね。

保険治療の場合は国から決められた費用なので、どの医院でも同じですが、自費治療の場合は、医院ごとに設定できます。基本的に自費の治療費はその医院がどんなクオリティのサービスを提供しようとしているかで変わります。

私達は常に一流のクオリティを患者さんに提供出来るよう、努力をし続けなくてはいけないと考えます。