医院からのおたより

7月の診療体制についてのお知らせ

 いよいよ夏の到来を迎え、寝苦しい毎日が続いています。

東京アラートも解除となり、県外への外出も緩和されました。

七夕など季節の風物詩も多い初夏ですが、今年は例年通りとはいかず、

残念な思いでいっぱいです。

 

 当院では今後も院内への立ち入り業者含め、スタッフ一同、体調管理、

検温等しっかり行い、診療を行ってまいります。

皆様におかれましても、体調には十分にお気をつけいただき、

ご来院には水分補給、冷感マスク等で熱中症対策をしていただくよう

お願い申し上げます。

※発熱や風邪のような症状がある場合は、

ご来院をお控え頂きますようお願い申し上げます。

また、キャンセルされる際は、必ずご連絡をお願いします。

当院では7月より徐々にスタッフの出勤数を戻し、治療をおこなってまいります。

常時3面換気と感染対策等は、縮小中と変わりなく、しっかり行いながら、

密にはならないようアポイントは調節させていただきます。

 

また、自粛期間によって定期健診を控えていた患者さんも

多くいらっしゃったので、ブログでもホームケアに関する記事を

掲載してまいりました。

自粛明けに、久しぶりに拝見する患者さんの口腔内を見ると、

精神的不安による抵抗力の低下や、生活習慣が変わった事による口腔内の状況が

以前より悪化しているケースが多くみられます。

専門的クリーニングで口腔内を清潔にすることはコロナウィルスに限らず、

ウィルス性肺炎や誤嚥性肺炎の予防になると言われています。

7月から通常勤務に戻る方も多くいらっしゃると思います。

体調もきちんとご考慮いただき、お早めにご連絡下さい。

 

ご来院時は今後も受付にて、必ず手指消毒、検温、治療開始までマスクを着用等、

皆様のご協力お願い申し上げます。

 

1日でも早く笑顔を見ながら談笑出来る日が早く来ますようお祈り申し上げます。

通常通りのHIVウイルス、肝炎ウイルス感染予防対策に加え、新型コロナウイルス感染予防対策を強化しております。
患者さん毎の診療台、器具、ドアノブ等の接触部の消毒に加え、専門業者(株式会社 ニューオーダー)指導に基づく消毒法により昼休診時間及び診療終了後の2回、医院全体を密閉したうえで次亜塩素酸ナトリウムを噴霧し、一定時間経過後、拭き取り作業、換気を実施しております。

~院内の消毒作業のようす~

休診時間及び閉院後に医院を密閉し、次亜塩素酸ナトリウムの噴霧を行います。

 

次亜塩素酸ナトリウム噴霧後に中和、拭き取り作業、換気を行います。

今後ともスタッフ一同、感染予防対策を徹底してまいります。

~新型コロナウイルス対策  医院での会話についてのお願い~

 

当院は患者さんへの【尊重・信頼・安らぎ】をモットーに、コミュニケーションを多く取り笑い声溢れるより良い医院づくりをしてまいりました。

新型コロナウイルス感染の原因として咳やくしゃみだけではなく、大声での談笑での飛沫も大きな要因の一つです。

従来どおり治療に関するご説明は勿論致しますが、当面の間、会話は必要最小限に控えさせていただく『サイレント対応』を感染予防対策として実施せざるを得ない状況と判断いたしました。

少しでも早く以前のような会話あり、笑いありの診療体制にもどしていければと日々願っております。

何卒ご協力の程宜しくお願い致します。

ご予約に関するお知らせ

6月もまだ上旬ですが、暑い日が続いております。

マスクの着用が息苦しい季節になりましたが、水分補給等お忘れなく、当院にいらっしゃる際も熱中症には十分に気をつけていらしてください。

 

 さて、東京都の自粛緩和を受け、平日の茅場町にも活気が戻りつつあります。

今まで在宅勤務をされていた方や、県外からお越しの患者さん、外出を自粛されていた患者さんが、徐々に治療にいらっしゃるようになってきました。

当院では引きつづき感染対策を徹底し、当面の間は患者数を制限して、縮小診療を行なっております。

※医院の感染予防対策に関してはHPトップをご覧ください

現在、ご予約が自粛時に比べ取りにくくなっており、ご迷惑をおかけしております。

出来るだけ多くの患者さんに対応させていただく為、治療の間隔を多少開けていただくような状態となっております。

 また、急患の患者さんも増えております。

アポイントの調整をさせていただきますので、出来るだけお早めにご連絡ください。

ネット予約も今まで通りご利用いただけますが、アポイントの制限を行なっている為、お電話にてご予約いただく方がスムーズにご案内できるかと思います。

特に既存の患者さんに関しては、カルテでデータ確認する為、お電話でのご予約をお願いします。

※クリーニング・PMTCに関しては衛生士担当制の為、初診の患者さん含め、必ずお電話にてご予約をお願いします。

皆様のご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

歯周病について

☆歯周病について

歯周病や虫歯を予防するためにいつも熱心に歯磨きしていただいていると思います。
しかし、歯磨きをして歯茎から血が出てくる時はありませんか?
それは歯周病のサインかもしれません。
歯周病についてテレビのコマーシャルでなんとなく聞いたことはあるけど詳しくは知らない。とおっしゃる患者さんも多いです。
そこで、歯周病とはどんな病気なのかということをまとめてみましたのでご参考にしていただければと思います。

歯周病は、歯を支えている顎の骨が溶けてしまう病気です。

まず、歯と歯肉の境目のことを歯周ポケットと言います。

この歯周ポケット内の清掃が行き届かないと、そこに多くの細菌が停滞し、歯肉に炎症が起き、赤くなったり、腫れたり、出血したりします。

そしてそのままの状態が長く続くと歯を支える土台(歯槽骨)がだんだんと溶け、歯周ポケットの深さが深くなり、歯が動揺し、最悪の場合は抜歯をしなければいけなくなります。

歯周病の原因

口腔内にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。

これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。

これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強く歯磨きをしないと落ちません。

この歯垢は1mgの中になんと10億個の細菌が住みついていると言われており、歯周病の原因です。

歯垢は取り除かなければ硬くなり、短くて3日ほどで歯石と言われる物質に変化し歯の面に強固に付着します。 これは歯垢と違って固くなっているので歯磨きでは取り除くことができません。
そして、歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させてしまいます。

正しい歯磨きの仕方

歯の表面を磨くことは容易なのですが実は歯周ポケット内まで磨くとなるとコツが必要です。

まず、歯ブラシは出来るだけ毛先が細くなっているものを使います。
先が細いことにより、歯周ポケットに入りやすくなるからです。

次は歯周ポケットめがけて少し倒し気味に、小刻みにあてます。
できれば同じところに10回程当たることが望ましいでしょう。

全ての歯を丁寧に磨いていくと5~10分は時間がかかると思います。

歯周病と抵抗力

歯周病は細菌による感染症なので抵抗力の低下は進行に大きく関わりがあります。

年齢を重ねるにつれて、歯周病の罹患率が増えるのは、 20歳を過ぎると体の機能が低下し、抵抗力が下がることよって、歯周病が進行しやすくなるからです。
また風邪をひいたり、疲れたりしても抵抗力が下がるので、日頃は体の抵抗力でおさえられている細菌の活動が急激に活発になり、歯周病が進行しやすくなってしまうため、日頃から抵抗力を高めておくことが大切です。

具体的には

①充分な睡眠をとる
睡眠中は、免疫細胞の働きが活発になり、抵抗力が高まります。

②食事の栄養バランスを大切に

③入浴で身体を温める
ゆっくり入浴することで、体を芯から温め、体温を上げることで抵抗力が高まるそうです。
38~40℃ぐらいのお湯に、10〜20分ゆっくりつかることがおすすめです。

また、抵抗力を下げないために風邪予防をするという面では、このような時期なので日々して頂いていると思いますが、やはり手洗いやうがいは基本です。
帰宅した際や食事前などは必ず石鹸で手の甲、手のひら、手首指先、爪の間、指の間をよく洗い、アルコール消毒もしましょう。
洗っていない手で目や鼻、口などに触れないように注意いただいて、体にウイルスの侵入を極力防ぎ、風邪を予防しましょう。

歯周病予防について

以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を止めることが可能となりました。

歯周病の原因は歯垢ですから、それをなるべく溜めない、増やさないことが大切です。

そのためには、

1.正しい歯磨きの方法を毎日実行する。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。

2.歯科で歯肉の中まで入っている歯石を取り除く歯周病の治療をし、歯ブラシの毛先を歯周ポケット内に到達しやすくすること。(SRP(スケーリング・ルートプレーニング)といいます。)

3.健康な状態をキープするため、歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けること。

もし正しい歯磨きの方法をご存知でない方がいらっしゃいましたら、衛生士から丁寧にレクチャーさせていただきますので、気兼ねなくおっしゃってくださいね。

 

 

 

 

電話診療開始のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、この度歯科でも電話診療、処方箋の発行が可能となりました。

当院でも、どうしても来院が難しい既存の患者さんに限り対応することにしましたので、ご報告申し上げます。

電話診療での診断が困難な症状や、対面診療が必要とDrが判断した場合は、ご来院いただくか、お近くの歯科へ受診していただく事になります。

ご希望される方は、まず、お電話でお問合せください。

電話診療では、当院から直接お薬を郵送することは出来ません。

その為、処方箋の発行となります。

ご自宅近くの処方箋薬局にて、お薬を受け取っていただく事になります。

お薬の種類によっては、ご希望された薬局での取り扱いがない場合があります。

その場合は、他の薬局での受け取りになるか、受け取りまでに数日かかる可能性がありますが、ご了承ください。

虫歯について

☆虫歯について

突然ですが、質問です。

1.甘いものや冷たいものを口にすると歯がしみる。

2.舌で歯を触ると欠けや引っかかりを感じる。

3.歯の表面に黒や茶色の変色が見られる。

4.熱い食べ物、飲み物を口にしても歯がしみる。

5.なにもしていなくてもたまに歯がズキズキと痛む。

これらの中で思い当たる点がもしあれば、

それは虫歯かもしれません。

歯科で一度検診を行っていただく事をお勧めします。

さて、今日は虫歯についてお話ししていきます。

虫歯とは、虫歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)が作る酸により歯が溶かされてしまう病気です。ミュータンス菌は、糖分をエネルギー源として、歯を溶かす酸を作り出します。磨き残しのため歯垢が溜まってしまったり、糖分の摂取量や摂取回数が多かったりすると、細菌の活動が活発となり、むし歯になってしまいます。

虫歯になりやすい場所

虫歯の原因となる細菌は、歯垢の中に潜んでいます。

歯垢は歯磨きで除去できますから、正しくブラッシングを行うことで、虫歯を予防することができます。しかし、磨きにくい箇所には歯垢が蓄積しやすく、虫歯になるリスクは高くなります。

さて、虫歯になるリスクが高いところはどこなのでしょうか。

大きく分けて3つあります。

1.歯の咬む面の溝

溝には歯垢が溜まりやすく、除去しにくいためです。

歯ブラシをこのように当てて溝の汚れを落としてあげてくださいね。

2.歯と歯茎の境目周辺

歯ブラシが当たりにくい部分で神経までの距離が近く、柔らかい性質なので虫歯になると神経まで達するのが早いです。

3.歯と歯の間

歯ブラシ一本だけでは落としきれないため、フロス(糸ようじ)や、歯と歯の間が広い方は歯間ブラシの併用をお願いします。

虫歯になりやすい生活習慣

●歯みがきは1日1回以下

歯にプラークがたまりやすくなり、虫歯菌の増殖を招きます。

●間食やだらだら食べることが多い

歯にプラークがたまりやすくなり、虫歯菌の増殖を招きます。

●甘いものをよく食べる

虫歯菌は糖分を餌にするため、虫歯菌の増殖を招きます。

●しばらく歯科に行っていない

気づかないうちに虫歯になっている可能性が高くなります。

虫歯になりやすい口腔環境

●口の中がよく乾く

殺菌作用のある唾液が不足しているため、虫歯菌が住みつきやすくなります。高齢者などで複数の種類の薬を使用している場合、副作用で口の中が渇くこともあります。

●歯並びが悪い

歯のみがき残しが多くなるため、虫歯になりやすくなります。

●歯周病がある

歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなります。

●かぶせ物や詰め物が多い

詰め物と歯の間に隙間ができやすいため、虫歯になりやすくなります。詰め物の内側に虫歯ができる場合もあり、進行に気づきにくく、注意が必要です。

虫歯は放っておくともちろん進行してしまいます!症状が出るのは、かなり進行してからです。

初期の浅い虫歯なら簡単な治療で済むのですが、深くなってしまうと治療が複雑になり、治療回数がかえって多くなってしまいます。虫歯が歯の根まで浸食してしまうと最悪の場合、抜歯になってしまうケースもあります。

定期検診に来ていただくことももちろん大切なことですが、日々のケアもとても重要なことなので、もし正しい歯磨きの方法をご存じでない方がいらっしゃいましたら、衛生士から丁寧にレクチャーさせていただきます。

歯のステイン(着色汚れ)

生活を行ううえで、どうしても歯の表面についてしまうステイン(着色汚れ)。

ステインを予防・除去する為には、その原因と正しい対処方法を知ることが必要です。

ここではステインが付着する原因と正しいステインケアについて解説します。

 

〜ステインとは?〜

ステインとは食物中に含まれるポリフェノールの色素と、歯の表面を覆っているペリクルというタンパク質の膜が結びついたものです。

ポリフェノールは苦味や色素成分を含み多くの植物に存在します。

また、タバコの成分であるタールは褐色に変化するうえ、唾液中のカルシウムと結びつくため強固に付着する色素へと変わります。

この着色汚れは毎日歯磨きをしていても、特に磨きづらい部分に少しずつ付着し、黄ばんだり、くすんだりさせていきます。その付着スピードも食生活による為、人それぞれです。

 

〜ポリフェノールが多く含まれる食品〜

ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用や、ポリフェノールの種類によっては、動脈硬化予防、血圧低下、視力回復、美肌効果、毛細血管強化作用、肝臓保護作用等の身体に良い効果があるとも言われています。

・赤ワイン

・ブルーベリー

・ぶどう

・緑茶

・紅茶

・ココア

・チョコレート

・玉ねぎ

・春菊

・蓮根

・カレー

・コーヒー 等

 

〜ステインが付着しやすい人〜

①唾液が少ない

唾液には歯の汚れを洗い流す自浄作用があります。ストレスや病気、薬の副作用により唾液の出が少なく、ドライマウスになっている場合は、飲み物や食べ物の色素が残ってしまいステインになりやすくなります。

唾液の出を良くする為に、ガムを噛む、口腔内をマッサージする等の唾液腺を刺激する行動や、口全体に含むようなこまめな水分補給、口腔保湿剤の使用するなども対策として効果です。

②口呼吸

口呼吸や常に口がポカンと開いていると、唾液が充分に出ていたとしても乾燥状態になります。

特に上の前歯は唾液腺が近くにない為、乾燥しやすくステインが付きやすくなってしまいます。

また、虫歯や歯周病のリスクも高くなる為、できるだけ鼻呼吸を心がけ、鼻に鼻炎等の問題がある場合は耳鼻科でご相談されてもいいかもしれません。

③ポリフェノールの摂取

上記でも記載しましたがポリフェノールは身体に良い作用が沢山あります。特にポリフェノールが多く含有されている食品を摂取した後はすぐに歯を磨く、又はすぐに磨けない状況であれば水でぶくぶくうがいをするだけでも付着率を軽減することができます。

 

〜ステインの付着を防ぐために〜

ステインは時間の経過と共に歯の表面に蓄積される為、毎日こまめに落とすことが大切です。

  1. セルフケアで出来ること

歯ブラシの当て方は基本的には虫歯、歯周病ケアと同様です。小刻みに動かし歯周ポケット内、歯間部、くぼみに毛先を入れ込みます。その際、歯にブラシ圧をかけ過ぎないように気を付けて下さい。

仕上げに前歯の口唇側に歯ブラシを縦にあて、上下に動かし毛先を更に歯間の細部まで当てましょう。

また、歯間ブラシやデンタルフロスを併用するとステインの付着予防だけでなく、虫歯、歯周病予防にも効果的です。

歯磨剤選びのポイントですが、顆粒が粗いすぎないものを選んで下さい。 

粗いものの方がステインが落ちるイメージがあるかと思います。一時的にはステインは落ちますが、歯の表面に傷がつくため、ステインが再着色しやすくなります。

  1. プロフェッショナルケアで出来ること

既に付着しているステインはご自身では取らないでください。

セルフで落とす道具も販売されていますが、粗い粒子の材料が多くやはり擦り落とすことになる為、歯の表面に傷がつい逆にステインが付着しやすくなります。

既についてしまったステインに関しましては知識を持ったプロにお任せください。

ステインを再付着しづらくする方法としてPMTCというクリーニングがあります。

P・・・professional

M・・・mechanical

T・・・tooth

C・・・cleaning

「専門家による機械的な歯面清掃」という意味です。

虫歯、歯周病予防効果はもちろんですが、特別な道具で歯の表面の傷をなめす為、繰り返し施術していくことでステインが付着しづらくなります。

さらに高濃度のフッ素塗布も行うスペシャルケアです。

ステインが気になる方だけではなく、虫歯や歯周病のリスクの高い方、矯正中の方、忙しく自分に時間がかけられない方にもおすすめです。

ご参考になりましたでしょうか。

さぁ、にっこり笑ってスマイル生活を送りましょう!!

定期検診にいらっしゃれない方へ

常日常、熱心にブラッシングしていただき、特に定期的メンテナンスにいらしている方は、今回の様に期間があいてしまう事に、不安を感じているのではないかと思います。ケアをさせていただいている衛生士としても、大変心配です。そこで、ご自宅で出来る口腔ケアとケース別の注意点、虫歯、歯周病になりやすい生活習慣をまとめてみましたので、ご参考にしていだければと思います。

ホームケア

日常、忙しい中では難しくても、ご自宅にいる時間が長い今であれば、いつもより少し長い時間をかけたホームケアが可能かもしれません。

特に補助器具は継続は難しい方もいらっしゃると思います。

その理由の一つとして、時間がかかって面倒だという意見をよく聞きます。

ですが、毎日続ける事によって、習慣になれば時間も短縮できると思います。

それぞれの注意点をまとめてみました。

ブラッシング

歯ブラシの選び方

普段、当院で歯ブラシを購入されている方が、市販の物を購入する際に参考にしてみて下さい

①テーパー加工毛

1本1本の毛先が細い為、歯周ポケット内や歯間部にアプローチしやすい形態です

②縦の列が3列くらいのもの

ヘッドが小さい為、奥歯や細部にアプローチしやすくなります

③毛先が硬すぎないもの

毛先が硬すぎると歯と歯間に過度なストレスを与えてしまうだけでなく、コシがあり過ぎて柔軟に歯間に入り込みづらくなります。逆に柔らか過ぎると今度はコシがなく刷掃力に欠けてしまう場合があります。

目安として交換時期は1〜2ヶ月ですが、後ろから見て毛先が見えているようなら、その前でも交換してください。開いたブラシは磨く効率を低下させてしまいます。

クリーニングをしていて、大半の方が磨けていないのが、上の1番奥の歯の後ろ側です。つい、忘れてしまいやすいことと、口を大きく開けて磨くと、顎関節が邪魔をして届きにくいので、口を少し閉じ気味にして、頬の緊張をといて磨いて磨いてください。

2番目に多いのが、下の奥歯の裏側です。

舌がある為、磨きにくいのが原因かと思われます。

人間の反射機能として、舌に物が当たると押し出してしまう事があります。舌を除けて磨こうと思っても、手や足と違って、普段意識していない為、最初は難しいので、慣れるまでは鏡で確認するといいと思います。

3番目に多いのが、上の前歯です。唾液線が少なく乾燥しやすい歯だからです。口唇に押されて磨きにくいですが、鏡で見える場所なので、口唇を指で持ち上げ、鏡を見ながら磨いてみてください。

歯周病で歯茎が下がっている方は根本の虫歯のリスクが大変高く、歯は根に向かうほど細くなっていく為、根本から虫歯になってしまうと神経に達するのが早いので注意が必要です。

デンタルフロス(糸ようじ)

普段使っている方も見落としがちなのが、歯と歯の間のくっついているところの下の部分です。

一箇所の歯間には左右二箇所の刺繍ポケットがあり、その部分まできれいに出来るのが理想的です。その際、歯茎を傷つけないように、慎重に行ってみてください。

下の前歯は唾液線が近い為歯石がつきやすく、気になる方が多いと思いますが、一箇所に対してフロスをする回数を多くし、こそぎ取るように行うと、沈着するスピードを遅く出来ます。

歯間ブラシ

歯間ブラシを使っている方で多いのが、爪楊枝のように使ってしまう方です。食べ物を取るのは大事ですが、本来除去したいものは、歯垢であり、細菌の塊です。歯の側面にそわせて、側面を磨くようなイメージで行ってください。

タフトブラシ

歯が小さい方、歯並びがあまりよくない方、矯正中の方、親知らずが斜めに生えていたり、歯茎がかぶっている方は歯ブラシに追加して使うと歯垢除去率がアップします。

電動歯ブラシ

既に使用してる方もいらっしゃると思いますが、電動歯ブラシ単独で全ての汚れを除去するのは難しいです。歯面がツルツルするので、一見綺麗になった気がしますが、虫歯になりやすい歯間や歯の根本の部分までは磨ききれない場合が多いです1日の中で、手用の歯ブラシや補助器具の併用をお勧めします。

洗口剤

うがいで、歯周ポケット内の細菌を除去することは出来ないということが分かっています。うがいだけでは歯磨きの代わりにはなりません。あくまで、綺麗に磨いた状態を維持する為、補助的に使うようにして下さい。

井澤歯科クリニック

衛生士一同